KubicのKubernetesでkube-controller-manager-****がCreateContainerErrorになった話
橋本修太です。 例によって例のごとく、よくわからないけど動かなくなって、よくわからないままに手探りで解決したので、覚書を残させて頂きます。 現象 kubectlでdeploymentのyamlをapplyしても、DESIREDからCURRENTに移行しなくなった 要するに、新しいpod(Dockerで言うところのコンテナ)が動かなくなった、という事です。 原因 不明...
View ArticleKubicインストール・・・flannel問題は解決していました
橋本修太です Geeko Magazineに書いていたのですが、ちょっと前、確かkubernetes 1.12の時は、flannel 1.10を適応しようとすると、エラーとなって適用出来ませんでした。 それが、flannelがバージョンアップして解決したようです。今では以下のコマンドでネットからflannelを適応する事が出来ます。 kubectl apply -f...
View ArticleKVMにbridgeしたときにうまく通信ができない時に確認することその1
この記事はopenSUSE Advent Calendar 2019の24日目です GeekoMagazine 2019 冬号に、仮想サーバーをさくっと建てる方法を書かせていただいております。よろしくお願いいたします。 さて、私は実際にこの方法で立てた仮想サーバーを活用しているのですが、最近、家のルーターがipv4アドレスを仮想サーバーに割り振ってくれなくなってしまいました。 結論...
View ArticleopenSUSE Leap で iSCSI Target のセットアップ
最近、電源が壊れたPCを1台リプレースし、余ったマザーボード、CPU、メモリーでファイルサーバーを構築しました。その際にデータをファイルサーバーに移し、デスクトップ PC の HDD を外してしまったので、仮想マシン用の VM の仮想ディスクイメージもファイルサーバーに移す必要がありました。しかし、Hyper-V のディスクイメージは Samba...
View Articleファイルサーバーで Spotify を再生する
openSUSE Advent Calendar 2020 が始まりました。今年も完走できるのか!?まだ空きがありますので、みなさんご協力お願いします。 みなさん、Spotify を使っていますか? Spotify は定額サブスクリプションで音楽をストリーミングで聴けるサービスです。再生クライアントはデスクトップ、モバイル各種プラットフォームに対応しており、さらに Linux...
View ArticleProxmox VEのLXCでopenSUSEを使う
手軽な仮想化環境 Proxmox-VE は、LXC を使ったコンテナ環境も用意されています。コンテナ環境では、kernel は 仮想化環境のベースOSのものを使いますが、ユーザランドはopenSUSE のものが使われます。この記事を書いている時点で openSUSE 15.2 相当のコンテナ環境があったので使ってみることにしました。 openSUSE 15.2 のコンテナ環境は、Proxmox...
View ArticleProxmox VE のCTでXは動くのか
結論から先に書きます。Proxmox VEのLXC コンテナでX をぅこかすことは出来ませんでした。 コンソールとしてSPICEクライアントやxterm.js も指定できるので、出来るかなと思ったのですが、そうは問屋が卸しませんでした。 Xはインストール出来ます。しかし、xinit で起動してみると、 /dev/tty0 がないと言ってきて起動しません。確かに、/dev/ 配下を見ると、 ls...
View ArticleKubernetesのメモリ使用量を測ってみる
某LUGで、Kubernetesのメモリ使用量を気にされていたので、測ってみました。 結論 masterノードはKubernetes起動後、1.3G前後のメモリを使用。workerは、コンテナを動かせば動かしただけメモリを使用。15pod程度では、2つのworkerでそれぞれ1G使わない程度でした。 方針 KVM上にKubicを展開して、そこでKubernetesを動かします。...
View ArticleProxmox VE 6.3 が出ています
仮想環境プラットフォームとしてとても便利なProxmox VEですが、バージョン6.3が出ています。 変更点は https://pve.proxmox.com/wiki/Roadmap#Proxmox_VE_6.3 にありますが、順当に少しずつ機能が強化されてるという所でしょうか。あと今回は、Proxmox Backup Server との統合機能がメインかな。...
View Article起動するkubeletのバージョンを上げる
私はKubicでKubernetesを構築しているのですが、Kuibcをアップデートしてkubeletのバージョンが1.19に上がったはずなのにもかかわらず、kubectl get nodeでずっとバージョンが1.18となっていて悩んでいました。 結論 /etc/sysconfig/kubelet に設定されている KUBELET_VERを、1.18から1.19に変更する 調査 パッケージを確認...
View Articleお家ファイルサーバーの構築
この記事は openSUSE Advent Calendar 18日目です。 残り、あと少しですが、まだ埋まってなく3年連続の完走がピンチ。みなさんご協力下さい。 この内容は小江戸らぐのオフな集まり2月と、オフだけどオンライン開催だった5月の発表内容でもあります。 ことの始まり...
View Article小ネタ:transactional serverでbtrfs balance
諸事情で、MicroOSのルートにbtrfsの機能でディスクを追加したのですが、balasceを実行しようとすると「read onlyだよ」と警告が。 ユーザ会slackに投げてみた所、武山さんから「transactional-update shellの中ならいけるのでは?」との助言を頂きました。 結論 成功 コマンド transactional-update shell...
View Articlepackagesの説明文書を訳しつつ、使えるものを探してみました(S編)
前回は T でしたが、今回は S です。 パッケージ名 scoutバージョン scout-0.2.4+20210325.6c2d9f3-1.1.noarch動作 △詳細コマンドが見つからない場合、パッケージ内にあれば、そのパッケージを表示してくれるツールです。たとえば、 > scout bin sdl-config リポジトリ | パッケージ | パス | バイナリ...
View ArticleGrafana Cloud でお家サーバーをモニタリング
この記事は小江戸らぐ 5月のオフな集まりの発表ネタです。 2回目の夏を迎えるに当たり、自宅ファイルサーバーの熱とファンの音が気になり、モニタリングしてみることにしてみました。今回は他の用途でも興味があった Grafana を使ってみました。Grafana は CPU 使用率やメモリ使用量といったハードウェアから、データベースやアプリケーションの性能といった様々なメトリクスを可視化・分析するための...
View Article第四世代 Intel CPU 使用時の poweroff バグを修正する
この記事は openSUSE Advent Calendar の6日目です。 通常、root になって、 poweroff コマンドを投入すると、システムはシャットダウン動作を行い、電源を落として停止します。しかし、第四世代 Intel CPU の場合、poweroff コマンドで一度電源断まで行ったのち、数秒後に再起動してしまいます。少なくとも手元の i3-4130T、i5-4200M...
View Articlepackagesの説明文書を訳しつつ、使えるものを探してみました(ranger)
今回は ranger を紹介します。 ranger は、コンソール上で動作するファイラーです。日本語化はされていませんが、要所要所で動的にヘルプが出てくるため、それほど困ることはありません。コンソール上で動作するファイラーには mc が有名ですが、mc とは違い、標準で1つのディレクトリに注目するタイプです。起動すると、このような画面が表示されます。...
View Articlencdu をテストしてみました(packagesの説明文書を訳しつつ、使えるものを探してみました)
今回は ncdu を紹介します。 ncdu は curces を使用した、ディスク使用量を表示するツールです。その名の通り、du の curces 版です。起動すると、カレントディレクトリの各サブディレクトリやファイルの大きさや使用量を表示します。 注目するディレクトリは、カーソルキーまたは jk キー(vi...
View ArticleApache 2 prefork から event への乗り換え
はじめに 先日、C100 と Geeko Magazine の告知を出した際、geeko.jp のウェブサーバーが落ちてしまいました。普段は全然問題ないのですが、512 MB の VPS のため、ほんの少しアクセスが増えるとメモリーを使い果たしてしまうようです。 openSUSE の Web サーバーは 2009 年頃から使い続けていることもあって Apache で、しかも MPM...
View Articletftp を使う時に xinetd は不要だった
ネットワークブートなどを行う時、tftp を起動させるために xinetd を使うことがあります。Cent OSだとバージョン7くらいまではそうなってました。しかし、openSUSE Leap 15.4 の /etc/xinetd.d を見ると、tftp の記述がありません。いろいろ調べて見ると、systemctl enable tftpsystemctl start...
View Article/usr/bin/*ctl なプログラムが何をするのかを試してみました(1)
この記事は openSUSE Advent Calendar 2022 の1日目です。 systemd が使われるようになると、daemon の制御とかのやり方は大きく変わりました。/etc/init.d にあるスクリプトから、systemd パッケージに含まれるコマンドを使うようになってきました。それらのコマンドは、xxxxxctl という、末尾に ctl...
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